元ネタリスト
暫定製作中。気付いた元ネタを分類してそれぞれで追加しましょう。
人名
- アイン・セルナート
- アイン(ein)という言葉には、独語にて「1つの」等といった意味合いがあるが、コレに関しては単に彼女が星杯騎士団守護騎士(ドミニオン)第一位である事から用いられたというオチではなかろうか?
F1ドライバー「アイルトン・セナ(故人)」のアナグラム、という説も。
- ルフィナ・アルジェント
- キリスト教殉教者、守護聖女の一人「聖ルフィナ」のイメージなのだろうか。
アルジェントはイタリア語で「銀」の意。
- アルバート・ラッセル
- 本作で判明したラッセル博士のフルネーム。
アルバート・アインシュタインおよびバートランド・ラッセル(ラッセル=アインシュタイン宣言を発表した両名)に縁ある名前となった。
- ケビン・グラハム
- トラ○ガンの登場人物ニコラス・D・ウルフウッド。(ではなかろうか)
共通点「聖職者」「関西弁(?)」「教会所属の特殊団体構成員」「パニッシャー(武器名)」
髪型は同トラ○ガンのヴァッシュに酷似(色違い)
このパニッシャーは十字架型銃器であり、ケビンのパニッシャーはクロスボウ。どちらも十字型射出武器である。
アイルランドの聖ケヴィンは、隠遁生活をしているところを女性に襲い掛かられ、逃げた先のグレンダーロッホで教会をひらいた聖人。
- アウスレーゼ
- Auslese(ドイツ語) 選抜;精選;淘汰
ドイツの高級ワインの分類の一つ。
姓の前にフォン(von)が入ると貴族。
- ワイスマン
- ドイツ語:ヴァイス weiss 「白い」 + マン Mann 「男」 → 《白面》
英語:ワイズ wise 「賢い」 + マン man 「男」 → 《教授》
Mann と man は、発音から《白面》の《面》とかけている?
- アガット
- agate(英語)瑪瑙(メノウ)鉱物の一種。また同名のアクセサリブランドも。
ペンダントの石はメノウだったりして?
- エステルとヨシュア
- どちらも『旧約聖書』の一書。
『エステル記』は、ペルシャ王クセルクセスの后エステルが権力者ハマンからユダヤの民を救う内容。
『ヨシュア記』はエジプト脱出後、ヨシュアがモーセの死後イスラエルの民を率いてヨルダン川を渡りカナン到達を果たす内容。聖書中でもとりわけ神に背く者の虐殺の描写が多い。
地名
- 煉獄(れんごく)
- カトリック教会(キリスト教の最大教派)の教義において、死後地獄へ至るほどの罪はないが、すぐさま天国に行けるほどにも清くない魂が、その小罪を清めるため赴くとされる場所。
劇中での煉獄はこの意に沿わないので、どちらかというと地獄に近いような…。
用語
- 星杯騎士団
- テンプル騎士団を初めとする騎士修道会のイメージか。
- 守護騎士(ドミニオン)
- ドミニオンは主天使のこと。天使の第4階級。
主天使を含む第4〜第6位の天使は、善悪が対立する際に力を執行する立場にある。
- グレイプニル
- 北欧神話にて、魔狼フェンリルを束縛するのに用いられた鎖。
- 鉄血宰相
- 初代プロイセン帝国宰相、ビスマルクの異名。
- 帝国第7機甲師団(ミュラーの所属部隊)
- 陸上自衛隊第7(機甲)師団が元ネタか?
第二次世界大戦でエジプト戦線を死守した大英「帝国」第7機甲師団や
ドイツ第三「帝国」の名将エルヴィン・ロンメルが少将の頃に率いた師団の第7装甲師団が元ネタとなっている可能性も捨て難い。
- アニマ・ムンディ
- ラテン語 Anima Mundi 「世界霊魂」。プラトンのイデア(エイドス)論では、世界の中核。
アニマは本編では「意志」と訳されてるが、ユング心理学では「男性の心の全ての女性的心理傾向の人格化」と定義され、男性の未知の領域への導き手として何らかの危険性を宿した存在となることが多いとのこと。
こいつの当初の姿かたちを踏まえると、あながち間違いでもない。
- メルカバ(星杯騎士団専用機)
- イスラエルの現役の主力戦車
『旧約聖書』の『エゼキエル書』に登場する神の戦車(琥珀色に輝き4つの人間のような顔をした四面四翼の生き物(座天使)が牽く)による。
座天使は天使の第3階級で、第4階級の主天使(ドミニオン)より上位。
アイテム名
ボウガン
- ハウンドドッグ
- 「猟犬」の事。星杯騎士団の猟犬としての彼の立場を表している武器名かもしれない。
- プルガトリオ
- 「煉獄」を意味する単語。ダンテの神曲からの出典。気持ちいいくらいストレートなネーミングである。
- パニッシャー
- Punish:罰する、懲らしめる。
アメリカの2大コミック社のひとつ、マーベル・コミック社より刊行されたコミック「Punisher」。
主人公のトレードマークは胸に描かれたドクロ。
これがトラ○ガンにて武器パニッシャーのトリガー(引き金)部分の意匠に用いられた。
- 魔弓アイオーン
- 古代ギリシャ語で、英語表記は「aeon」。時間を示す言葉。時代、世紀、生涯といった意味。
- 超弩弓(ちょうどきゅう)
- 超弩級。弩は英国海軍のドレッドノート艦の意味で、超弩級はドレッドノート級を超える規模の戦艦を指す(日本海軍の大和、武蔵などが有名)。
弩弓は漢字文化圏で使用されたクロスボウの一種(?)。弦の張力が強く、矢の直進性・貫通力に優れ、速射性に劣る。
- シャーウッド
- ロビン・フッドの物語の舞台であるシャーウッドの森からか。
- インビジブル
- 「不可視の(invisible)」という意味の英語。
第一次世界大戦時の英国海軍巡洋戦艦「インビンシブル(invincible:無敵の)」も意識している?
法剣
- セントクワィア
- 聖なる合唱団。いわゆる聖歌隊のこと。
- タベルナクルム
- 聖竈、平たく言えば幕屋を意味する。ユダヤ教の聖所のこと。
- アニュスデイ
- ラテン語で「神の子羊」を表す単語。教会の賛歌、モーツァルトやバッハの楽曲としても有名。
細剣
- ダマスカスソード
- 「ダマスカス鋼」より。
ダマスカスソード、ダマスカスブレード等の名は数多くの物語やゲームで使用されている。
- スクラマサクス
- 主に中世以前の西洋で使われていた刀剣の一種。Scrama(短い、傷つける)Sax(剣、短刀)が語源で、どちらかと言うと護身用やその象徴として用いられたもの。精錬された細剣と言うイメージには合わない気も…?
- シグルドリーヴァ
- 出典は北欧神話に登場するヴァルキュリアの名前より。
- ミステルティン
- 北欧神話に於ける、主神オーディンの嫡子であるバルドゥルの命を奪った剣。
悪神ロキの手によって、バルドゥルの命を奪わない旨の契約を唯一していなかった宿木の若木の枝を材料に作られた剣。
重剣
- アペイロン
- ギリシア哲学における「限りなくある(もの)」と言う概念を指す単語。
古いファルコムファンにはブランディッシュ3と言えばピンと来るかも。
- ガラティン
- 大元はアーサー王伝説が出展。それとは別に、ソーサリアンのシナリオ「盗賊たちの塔」に登場する。
ソーサリアンではSUN RAYの魔法が使えたことなどから、説明文そのままである。
- アポクリファ
- 聖書外典。偽典ともいう。公会議などにおいて聖書正典から外された書を指す。エノク書など。
- ペンドラゴン
- アーサー王伝説の主人公たる騎士王アーサーと、その実父であるウーサーの苗字(ファミリーネーム)の事。
参考までにフルネーム表記にするのであれば、それぞれ「アーサー=ペンドラゴン」、「ウーサー=ペンドラゴン」となる。
原義は「戦いの指導者(Chief War-leader)」
- 蜘蛛の太刀
- 名称から、源氏重代の宝刀である「蜘蛛切丸」が元ネタとしては妥当か。
- 緋々色剣
- 名称通りに「緋々色金」で打ち上げられた剣という事だろうか。
ヒヒイロカネとは、竹内文書に記された古代日本の金属である。
同書によれば倭国(日本国)三大神器の1つである『草薙の剣〔「天群雲御剣(あまのむらくものつるぎ)」〕』がこの金属で作られているとされているが、今日では竹内文書自体が偽書と考えられている。
銃
- モービィディック
- メルヴィルの「白鯨」のクジラ
- アイネクライネ
- モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」か。アイネ=不定冠詞、クライネ=小さな(ドイツ語)
- ピースブレイカー
- コルト社が1873年に発表した45口径6連発リボルバー(拳銃)である
Colt Single Action Army(S.A.A) .45の通称であるピースメーカーからであろう
- デスペラード
- 「Desperado」= ならず者、無法者、命知らず
アントニオ・バンデラスが華麗に身をくねらせ銃を乱射する同名の映画からと思われる。
- アカシックR
- Akashic Records:現在、過去、未来のすべての情報が蓄えられている、という概念。
双剣
- カタコンブ
- 地下墓所。カタコンベとも
- ミセリコルデ
- 中世の戦において、落馬した相手に突きつけるために使われていた短剣。
また傷付いた仲間を楽に逝かせるために使っていたという説もある。哀れみや慈悲といった意味で、ミゼリコルドともいう。
- オッドアイ
- オッドアイ(Odd eye):虹彩異常。猫等で稀に見られる、左右の目で瞳の色が違う目を指す言葉。
- 草薙刀(巴・静)
- 巴御前・静御前:平安末期〜鎌倉初期の女性。前者は女武者、後者は白拍子である。
どちらも源頼朝のおこした開幕の為の大波に呑み込まれていった。
だが、夫婦剣(※片方づつに固有の銘がある為、夫婦剣と判断)としての銘の下になっている大元の銘である『草薙刀』の元ネタであろうと思われる『草薙の剣〔「天群雲御剣(あまのむらくものつるぎ)」〕』に関して言えば、巴御前・静御前の両名共に直接の関係性は無い。
強いて関係性を持たせるのであれば、当時朝廷を席巻していた平氏と平家繁栄時代に於ける最後の天皇である安徳天皇(あんとくてんのう)に対する因縁と言った所であろうか…
手甲
- カイザーナックル
- 別名「メリケンサック」
- アチャラナータ
- サンスクリット語での不動明王のこと
- 雪花石甲
- 雪花石膏(アラバスター):古来より彫刻の材料などに使われる、純白の半透明な石膏。
- クロガネカイナ
- 「鉄(クロガネ)」 と「腕(カイナ)」、つまり「鉄腕」。
刀
- カグツチ
- 日本神話における火の神。日本書紀では軻遇突智(かぐつち)などと表記されている。
- タタラ
- 踏鞴(たたら)・鈩(たたら):木炭と砂鉄を交互に装荷し、燃焼反応により砂鉄を還元させる事で和鋼(玉鋼)を製造する、日本独自の砂鉄による直接製鋼法。
別称として「玉鋼製造」という言い方もする。
- スバル
- 昴(すばる):牡牛座に含まれる散開星団プレアデス星団の和名。
- ホウキボシ
- 箒星。彗星のこと。
VM JAPANラスボスの専用術でも同名のものがある。
鞭
- ツィゴイネル
- ジプシーのこと。モーツァルトの「ツィゴイネル・ワイゼン」は”ジプシーの歌”という意味。
- アルカンシェル
- フランス語で虹(L'arc-en-ciel)の定冠詞抜き
導力砲
- ディザスター
- ディザスター(Disaster):災厄を意味する言葉。
ロッド
- エルキュール
- 「ヘラクレス」のフランス語読み
- アマノマドラー
- 古事記に登場する、天沼矛(あめのぬぼこ)からか。
イザナギ・イザナミはこれを使って渾沌とした大地をかき混ぜた。
鎌
- キル・ザ・キャット
- 英語のことわざ「Curiosity killed the cat」(好奇心は猫を殺す)か。
吉野家ネタを使っていた事や「殺人快楽者」からキャットキラーの可能性も。
- リコリスシアー
- リコリス(甘草)豆の形状は鎌のような形をしている。
ちなみに、リコリスの花言葉は「悲しい思い出」
防具
- シンクロトロン
- 電子や陽子などの粒子を加速する円形の加速器
- シューペリア
- イギリスに存在したオートバイメーカーのブラフ・シューペリア
- ガブリエルアウラ
- 直訳すると「天使ガブリエルの後光or光臨」前者が妥当なところか。
- ラファエルハロウ
- Raphael Haloで天使ラファエルの光輪
- 朧円具輪(ロウエングリン)
- ワーグナーのオペラ「ローエングリン」(結婚行進曲が有名)。競走馬の名前にもなった。
- 龍樹のツナギ
- 龍樹とはインドの仏僧ナーガルジュナのこと
- ヨルムンガント
- 北欧神話に登場するミッドガルドを取り巻く蛇
アクセサリ
- ヴァジュラ
- 密教で用いる法具・金剛杵を指すサンスクリット語
- レーベンスボルン
- ナチスドイツにおける母子生活保護施設、「生命の泉」の意
敵名
- アスタルテ
- 悪魔大公爵アスタロト(アスタロス、アシュタロス)。
また、アスタルテ・ロストルムは朱紅い雫に防具の名前としても登場している。
- ロストルム
- ラテン語で嘴。
- アルケニー
- ギリシャ神話に登場する蜘蛛にされた娘の名前で、ギリシャ語で蜘蛛の意。登場するのが3姉妹&母親と全部雌であるのも由来が女性であるため。
正しくはアラクネー(アラクネ)で、wikipediaなどではアルケニーは単なる誤読とされている。(Arakhneの綴りでアルケニーと誤読するとも思えないが。)
- ベイルゼブル
- 蝿の王ベルゼブブ(ベルゼバブ)
- ゴズ・ビースト、メズ・ビースト
- 牛頭馬頭。仏教における地獄の獄卒。
- ベヌウ
- エジプト関連。サギの姿をしたへリオポリスの聖鳥で「ベンベン石」、「オベリスク」、
アトゥムとラーの崇拝と密接な関係を持つ。その名は「昇る」という意味を持つ。
ギリシアのフェニックスの原型になったとも考えられる。
- ゴルディアス零式・T-IIゲシュペンスト・R-タイクーン
- 何れもスーパーロボット大戦の機動兵器名から。グルンガスト零式・ゲシュペンストMk-II・タイプT・Rシリーズ。
技名
- 獄槍スンラスーア
- 逆から読んでみて!
- エスメラスハーツ
- エスメラス=翠耀石。作中ではロレント地方のマルガ鉱山で採掘できるとのこと。
語源はエメラルドと思われる。
- ハッピートリガー
- trigger-happy:銃を撃ちたがる人。好戦的な。
転じて、乱射による恍惚状態も表すことがある。
- 捻糸棍
- 漫画「鉄拳チンミ」に登場する棒術使いの少年シーファンの必殺技。「突き」に捻れを加え威力を増す技。作中では射撃技ではない。
作中ネタ
- ルシタニア号の絵画
- 普通の風景画に混ざって、ひそかに大蛇の背骨からみたガガーブの風景があったりする。
プライベートルームのナンバー鍵を隠している絵はZwei!!のプック村全景。
- 己の思慮の浅さを悔いながらそこで朽ち果てるがよいわ。(学園で逃亡中のレクターの台詞)
- イースIのラスボス、ダルク=ファクトの台詞。唯一ダメージを与えられるクレリアシリーズを装備せずに挑んだ場合に吐かれる
(※注※ダルク=ファクト戦では最強装備であるバトルシリーズを装備するのはNG、そのことが”思慮の浅さ”という意味)
- 無明祭祀書(最初に庭園にあった本の一冊)
- クトゥルフ神話に登場する無名祭祀書。
著者であるフォン・ユンツトが世界中を回って見聞した、クトゥルフ、ヨグ=ソトース、ツァトゥグァ、
ガタノトーア、シュブ=ニグラス、イグといった恐るべき神々にまつわる古代信仰、
秘密の宗派、さまざまな伝承、忘れられた言語などについて記されている。
- 料理「果実の失楽園」
- F・フォーサイスのスパイ小説「カリブの失楽園」(邦題)に語呂が掛けられている
- 「ちょっとまった、その先は禁則事項や!」(7話紫苑の家でのケビンの台詞)
- 涼宮ハルヒの憂鬱の朝比奈の「禁則事項です」か
- 三国一の果報者(アガット登場時のオリビエの台詞)
- 三国とは、日本の言葉では日本・中国・インドを指すが、ここではリベール・エレボニア・カルバードの三国と思われる。
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